甘々顔KING総長様と地味顔女子
しかし、

結局、
私はここに泊り込む事になったということは間違いないらしい。

さすがに病院の名目上、1つのベッドにって訳にはいかないから、宿直用のお部屋を使わせてもらう事になっている。
とりあえず、そこんとこは安心した。
同じベッドで総長様と一緒だなんて考えただけでも恥ずかしくて、一睡もできない気がするし。
それに、なんだか
王様の寝室に下僕が入りこむって図にしか見えないしねっ、
も、恐れ多くて無理。


「別にここで寝りゃいいのに」
と、
当の王様は言い放ってるケドっ//
まったく!
朝からする会話じゃないよね

「そ、そういう訳にはいかないよ、泊めてもらえるだけ、その、ありがたいと思わなきゃ・・」

「・・ふ~ん。ま、そうだな。」

お?珍しく素直?

「じゃ、とりあえず始めるか」
「え」なにを?
「朝のうちにやるのが一番いいからな」
「え」いいって何が?
まさか・・
総長様、
さっきの会話と言い、
もうそうゆうモードに入ってるとか??
外、明るいです
ここのカーテンじゃ、暗くは・・
て!!そうじゃないっ!!

「朝っぱらからっ、何考えてんですかぁぁ!」

「は?朝の方が動きがいいんだよ」

ひ~~~~っ!!
なんの?どこの?
動きがいいんですかぁぁ~~~~??!!!

「む、無理ですっ、私、朝からそんなっ、」
「あ?塾だってこの時間から行ってたじゃねぇか」
「え?それは塾だし・・」
??
「やるコトは同じなんだから、できんだろ」
「同じ・・?塾と?
いえいえ、あんなコト。塾ではしませんよ?」
「は?」
「え?」

「あんなコトって?」
「え?」
なに?なにか変・・

「へ・・ぇ」
「え?」
う、いきなり総長様、
めっちゃゲス顔を向けて来た!!

「俺は、勉強のコト言ってんだけど。お前は何だと思ってるワケ?」

「へ?」

・・・

べんきょ・・


べ・・んき・・ょ

・・・
「っえっ!!、勉強ぉぉおお~~~!!」
はぁぁぁっうっ////

「そ。お勉強だよ?」ニマッ
「はっ、//えと、そ、そうですよねっ、べっ、べん//きょですよね!」
「ん。もちろんそのつもりで言ったんだけど、まゆは違ったんだあ?」ニマッ
「えっ//い、いや~そ、の、」
うっわぁぁぁぁ~~~~///
まさか、総長様がそんなマトモなコトを言ってるとは思わなかったから~~~(おい)
ついいつものエロちっくなコト想像しちやってた!
なんて!言えるかぁぁぁぁ~~~~っ!!
でも、

ニマッ。
「――ぅ!!」
あの笑みは、
多分、感づいてる
多分じゃなく、確実に気付いてる!

私が、てっきり
そのっ、えっ、えっ//Hなコトをす、するんじゃないかって・・っ//

「まゆのH」ふっ。

「がっっ、//」
がぁあ~~~~~~~んっっつ!!!
やっぱ、気付かれてたぁぁぁぁぁぁああ~~~~~っつ/////
う、わぁぁぁぁぁ~~~~んんっっっ/////
ハズいハズいっよぉぉ~~///

「ま。俺としても始めるなら、そっちの方がイイけど?」
ニマッ。

ひぃっ!!
「いやいや、ただの勘違いですからっ、大体、ふ、普段の総長様の言動とか、行動のせいでしょ」
うんうん。そうだそうだ!!

「へ・・ぇ。俺の・・せい・・ね。」

びくぅっ!!
え・・なんかこの病室の空気重くない?
酸素少なくない?
朝の陽ざしって明るいよね?
なのに、なんか暗黒かかってるよ?
なぜ?

「いい度胸じゃん」

「ひぃっ――っ!」

元凶は総長様の不のオーラかっ!!
どんだけオーラ持ってんですかっつ?!!
病室覆いまくってますケドっ??!!!

クイクイ

「?」
ん?なに?総長様の手が私に向けて上下の動きをしてる
それは、つまり

総長様の近くへ・・来いという・・
・・コト?


「はぁやく、
来い!!」

「ひっ!」

不のオーラ+凄まれた顔+低い声の3竦みに、思わず更に総長様から距離を取ってしまった。いわゆる自己防衛機能が働いたのである!
だが、それがかえって裏目に出た。
みるみる不のオーラがどす黒い色と共に病室中を覆いつくしていく

「てめ」

ひいいっっ、怖いよ怖いよっ
私をてめ呼びする時はそーとー怒ってる時。(学習済!)
そんな総長様の側になんて無理無理無理~~~~~っ!!


「はぁ」

「ん?」

「怒ってないから」ニッコリ。

ぶんぶんぶん!頭を左右に思いっきり降ってお断り。

「何もしないから」ニッコリ。

ぶんぶんぶん!信用できません!

「-っ!」
「え」
総長様の動きが止まった?
手が胸の辺りを押さえて・・
あっ、もしかしてっ、怪我したトコが痛いのかも、
「総長さ・・」
ハッ!
近づこうとして暫し止まった。
これはもしや、いつもの総長様の手ではないかと気づいたからである。
いつもなら、ここで私は駆け寄っていた。
それによって総長様の術中にはまってた。
「そ、その手には乗らないんだからっ!」
「ちっ」
えっ?!今、舌打ちした?舌打ちされたっ??
じ、じゃあ、やっぱり、痛がってるフリだったんだ!
ああっ、危なかったっ、も少しで危うくハメられるトコだったっ

「今日のまゆ、可愛くね」
「っ//き、今日だけじゃなく、私は可愛くあったコトなど産まれてこのかた一度もないですっ」がっ?
く~~わかっててそんな意地悪っ
「まゆ、バカ?」
「っう、」
ええ、ええ!可愛くも無く、頭もバカですよっ
そんなコト、改めて言わなくても・・


「おいで。」

そんな甘い声出したって・・

両手差し出したって・・


ぅ・・//



気付くと、私は総長様の側に居た
引き寄せられて胸元に顔を埋めてた
頭を優しく撫でられて・・た


「まゆはバカだけど、可愛いよ」
「・・バカは否定しないんだ。」
「ふは。俺、嘘つけねぇから。」
「そこは、ひいき目で見てくれてもいいじゃん。彼女なんだし」ぶぅ。

「・・」

「ん?総長様?」

撫でてくれてた手の動きがいきなり止まったから、不思議に思って見上げてみる
・・と?

「・・え?」

私の目に映った
ソレは
初めて見る

総長様の
顔・・っていうか色?
その・・

なんで

「赤いの?」

そう、
総長様の顔は真っ赤になってて
表情がめちゃくちゃになってて

「えと」
なに?

バッ!同時に両肩を掴まれて思いっきり胸元から離された
でも
その手からも伝わる
ドクンドクンと大きく波打つ総長様からの心臓音。

なに?コレ

「総長様?どうかしたの?」
「・・別に、」
別に・・って訳ないよね・・ん―「傷が痛む・・とか?」
「ちげぇよ!」
「え?違う?じゃ、なに?」

「っ、お前がっ、」
「ん?」
今度はお前ですか。
ま、さっきのてめよりはマシだケド

「か、彼女・・って言うから」
「へ?」
??彼女?
「え、うん?」ん?言った・・ケド
それがなに?
あ、片手だけで顔隠した。
全く行動が読めないんですがぁ・・
ハッ!
もしかして
「あのぉ、すいません。私なにかやらかしました?」

「ああ、やらかしてくれたよ」
ひっ!
ヤッバッ!私またなにか気に障るコトやらかしたんだ!
なんだろなんだろなんだろっ!!

「しくった、マジ不意つかれた」
「ぅ!」
わぁぁあ、
どうしよどうしよどうしよ!!
こ、殺されるっつ?!!私、殺される??
ヤバい、

どうし、よ・・



「めっちゃ

・・嬉しすぎて、死にそ。」




う・・・?
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