JOKER -東京の片隅で愛を探して-


私にとったら、どうでもいいよ。そんなこと。




「ちゃんとさ……向き合ってこいよ」






……だけど、貴方にそんな風に言われたら、向き合わない訳にはいかないじゃない。




……私、いつの間にこの人のこと、こんなに信頼できる存在になっていたのだろう。





最初はホストクラブで貢がされた身なのにね。







「……わかったよ」




私は地元に帰ろうと、決意した。






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