JOKER -東京の片隅で愛を探して-


「なんかあったら俺が社長に怒られんだよ!」



「あー、そうですか」





……結局、全部自分のためなんでしょ。





「とりあえず!もう終わんだろ?……下で待ってるから」






それだけ言って、仁は背を向けて店を出て行った。









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