蛙のわたしは彼を愛せるの?
彼と遊んだ帰り道


バスの中で、どうして自分の心が冷たくなったのかと

窓ガラスに反射する自分の姿を見て問いかけた。


いくつか思い当たることがあった。

「性格が良くなかったら、付き合ってない。性格の良さが全てを補ってる。」
彼が前に言った言葉

私はいい人間じゃなかった。
性格が良いなんて、偽りかもしれない。

私は最近までにいろんな自分がたくさんいたから、今の自分は本当か分からなかった。


性格の悪い自分は嫌われるのか。

性格以外に自分の良さがないのなら、もし本当の自分が性格の悪い人間だったら

私はなんの価値もない
< 10 / 15 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop