今日も君に恋焦がれる
返事をしないでいると「もう食べていい?我慢できない」と顔を寄せられた。


グッと寄った葵くんの瞳と至近距離で絡む。


こんな間近で見てもかっこいいなんてズルいから、自分から口づけた。


ほんの一瞬だけだけど。


すると、後を追うようにそのまま唇が重ねられた。


葵くんのキスって多分麻薬に近い。


すぐに頭がボーっとなって何も考えられなくなる。



「…んっ…あ、おい、くん…」



葵くんの舌が無理矢理入ってくる。


もうこうなるとされるがままの状態だ。
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