もっと蜜溺愛婚 ~冷徹御曹司は努力家妻への溺愛を止められない~


「あ、あんっ……や、です……柚瑠木(ゆるぎ)さ、ん」

 室内に響く甘く強請(ねだ)るような自身の声、恥ずかしいのに柚瑠木さんに触れられると少しも我慢出来なくて。彼の優しく丁寧な愛撫に、私は何度も身体を震わせ達してしまったのです。
 もう心も身体も十分に蕩けて、柚瑠木さんを受け入れる準備は出来ているというのに……

「駄目ですよ? 今夜は月菜(つきな)さんをドロドロになるまで甘やかし可愛がるって決めてるんです」

「もうっ、充分です……っ。やあっ、これ以上は……おかしくなっちゃいます、からっ」

 柚瑠木さんに寄り掛かるような膝立ちの体勢でいるのにも限界を感じているくらいなんです。これ以上刺激されてしまっては、きっと自分で立っていられなくなるでしょう。
 その事を一生懸命伝えると、柚瑠木さんからそのままベッドに仰向けへ寝かされます。閉じた脚を大きく開かされて、ゆっくりと柚瑠木さんが私の中へ。

「は……っ、月菜さん。今日はいつもより、熱くて……少しだけ激しくしてもいいですか?」

 私の中が熱いと柚瑠木さんは言いますが、私は柚瑠木さんを熱く感じているんです。貴方の熱をこうして感じる瞬間、本当に心も身体も通じ合ってる気がして。

「もちろんです、私の事を思いきり愛してください。一番……奥まで」

「煽りますね、後で後悔しても知りませんから」

 そう言って笑った愛しい旦那様に、これ以上ないくらい愛される夜を過ごしたのです。
 そして柚瑠木さんは次の日の朝、誕生日の予定を半分潰したことを謝って次のデートの約束をしてくれたのでした。

 ……いいんですよ、どこにいても何をしてても二人なら。それが貴方と過ごせる時間だから。


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