《続編》バツ１子持ち、それでも大好きだよ先生！

勇人さんはこんな大きな病院の医院長。



母さんは医院長婦人。



うーんしっくりこないな。


私が母の事を思っていると、



『華ちゃん入るよ。』



勇人さんと一緒に母も病室に入って来た。



『華ちゃん調子はどう？動けないから退屈してると思ってね。


カオリが華ちゃんの顔見たいって言うから連れて来たよ。』



母は勇人さんの後ろに隠れていて中々私の前に現れない。



『カオリ何やってるの。華ちゃんに会いに来たんだろ。』



勇人さんが無理矢理母を私の前に押し出す。



｢華ごめん。華に一杯無理させて我慢させて本当にごめんなさい。


私華の赤ちゃん駄目にしたらどう責任とっていいか、

分からなかった。


こんな私母親失格だよ。


私いつも自分の事だけで一杯で、


これから華の母親になれるように頑張るから、


華私の事見放さないでね。｣



母が泣いている。



勇人さんが母を抱き締めた。



『カオリ頑張ったな。偉かった偉かった。』



母の頭をなぜる勇人さん。


母さん良かったね。



勇人さんは素敵な旦那様。