《続編》バツ1子持ち、それでも大好きだよ先生!
勇人さんと母が帰った後私は又眠ってしまった。



目が覚めると目の前に一人の男の子がいた。



制服姿で背は一輝より高い。顔だちははっきりしている。



かなりイケメンだ。



って見とれている場合じゃない。



彼が私を見て頭を下げた。


あっ!



もしかして風見君?



私が名前を呼ぼうとしたら、『沢田の奥さん? 』



「はい。沢田華です。」



『あんた年いくつ?』



あんたにあんた呼ばわりされたくないんですけど。



まぁここは私の方が年上な訳だから、



怒らずあくまでも冷静に答えなきゃね。



「あなたこそ名前名乗ったらどう?」



風見君は悪い悪いと頭をかいた。



『俺は風見冬馬、沢田のクラスなんだ。って言うか学校へはまだ行ってないけどな。


沢田と約束したから明日からは行くつもり。


あんたまだ10代だよな。どう見ても俺と年あんま変わんないよな。


沢田と結婚してるのか?』


何だよこいついきなり人の病室に来て、



訳の分からない質問する訳。



「風見君何か私に用事あって来たの?」







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