《続編》バツ1子持ち、それでも大好きだよ先生!
冬馬は無言のまま私を病室に連れてってくれた。



病室に入り私が車椅子から下りようとすると、



私を抱き上げベットに寝かせてくれた。



私は驚いてしまいお礼を言うのも忘れていた。



『赤ん坊いつ生まれるの?』



「予定日は11月だよ。あ!髪。」



冬馬の髪が金髪でなかった。



「冬馬その方が似合ってる。」



『うるさいわ、別に華に言われたから黒にした訳じゃないから。


沢田に学校来るのに金髪はないなって言われたんだよ。


俺は女に言われた事聞くなんて事あり得ねぇし。


たけどなんか落ち着かねぇな。』



冬馬があまりにも可愛いくて笑ってしまった。



『華何笑ってんだよ。』



「ううん。別にたいしたことじゃないよ。


ただ冬馬が可愛いなって思っただけ。」



冬馬の顔が赤い。



照れてる冬馬は16才の可愛い男の子だった。



彼の抱えている思い何かがある。



誰にも言えない?



嫌隠している秘密があるんだろうと思う。



時々見せる寂しい顔。



とても辛く悲しい思いを抱えているんだと思う。






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