毒吐き幼なじみはときどき甘い。



しかし…



急激に体が重くなってきたような…。






──キーンコーン…




睡魔が襲ってきて瞼を閉じようとした瞬間、チャイムが鳴り響いてハッと目を開いた。



授業、終わった…。




「当番のヤツは片付けしろよー」




先生の声が聞こえてきて、あ、と顔を上げた。



私、今日片付けの当番だ。



だるいなぁ…。





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