シェアハウスの相手は推しで溺愛されました。  【完】

はるくん


「三玲、おはよー。」

「おはよう、はるくん。」

私は、はるくんとショッピングセンターに来ている。
あれから、翔太くんを説得するの本当に大変だったんだ。
『僕も行くー!』ってずっと言ってたっけ。

「三玲、どこ行く?」

三玲か…。

「ねぇねぇ、はるくん。
それわざと?」

「はぁ?」

「三玲って呼ぶの。」

私はずっと気になっていたことを聞いた。
前まで、『お前』とか『あんた』とか言って名前呼んでくれなかったのに、最近急に私の事、名前で呼ぶんだよね。
なんか、変な感じがする。

「わざとじゃねーよ。」

「そう?ならいいけど…。」

「んで、どこ行きたいんだよ?」

「じゃあ、あそこ!」


私はスキップをしてはるくんは普通に歩いて、買い物をし始めた。



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