あなたへ贈る手紙
秘密
あなたに出会って何日経ったのかなぁ
あなたに届けたい歌もたくさんあって
でも、なんかうまく伝えられなくて
こんな私可愛くないのなんてわかってる

本当はこんなのじゃないって
いつからこんなに好きになったのって
こんなに私って弱かったのかな
群れることなんて嫌ってたのに

終わりが怖いならはじめなければいいって
そんなことできたら何も困らないのに

あなたの優しさに触れて
少し未来が怖くなった
あなたの優しさに触れて
ホントの私が顔を出した

明日は新月なんだってって伝えたかったのに
あなたのことを考えてると

何もうまくいかなくなる

あなたの頬に触れて微笑んだあの日
照れ臭そうな顔も忘れたりなんてしない

恥ずかしそうにはにかんだ顔も
全部独り占めできる未来は
私は手に入れられますか?

おはようって寝起きの揺蕩んだ声も
両手広げたら子供みたいな顔をして
悪戯な顔をして私を泣かせることも
辛くて泣いても嫌いになれないよ

はじめは好きなんかじゃなかったのに
あなたと話してみたいと思ったあの日から
歯車は私の知らないとこで回り出した
突然現れた私の王子様

好きだよ大好きだよ。あいしてるって
何回伝えたって足りなんかしないけど
しんどいって思われないかな 臆病な私も
全部受け止めて欲しいから…だから

背伸びなんてしない精一杯の気持ちを
いつかありのままのあたしでいれたらいいなぁ
泣いて、いかないでって引き伸ばした時間も
私とあなたの秘密だもん
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