The kiss of death!!〜イケメン悪魔5兄弟VS私!!〜
「起きねぇと食っちまうぞ」
いつになく真剣な表情で頬を赤らめているエドガーは眠る咲良にそう言って顔を近づけた。
あと1㎝で唇が触れそうな時だった。
「…何しているんだ?」
バッカスが早くも厨房から帰ってきたのは。
「…別に。何もしてねぇよ」
「そうか」
咲良から離れて不機嫌そうにそう言ったエドガーに無表情ながらも疑いの目をバッカスは向ける。
雰囲気的にエドガーが咲良に〝何かをしよう〟としていたことを何となくバッカスは感じていた。
そして早く帰るようにしてよかったとバッカスは思った。