想定外恋愛
「正直助かるよ。」
優月が目の前に腰を下ろす。
「恥ずかしいけど....まとまったお金ってそんななくてさ」
「いいよ、こんなの予想外だったんだから仕方ないよ。俺がしっかりしてれば....後悔したって遅いけど....。優月の身体に傷つけるようなことになって、本当.....」
「コウくんにしてはまともな発言だね?」
優月が茶化す。
俺にしてはって....。
「コウくんって遊び人だし、可愛い子大好きなチャラ男だけど、そういう優しいとこ好きだったな。」