黒王子からの甘すぎる溺愛
「やっぱり奏くんって優しいね」


「そうかな?でもみんなに優しいわけじゃないよ」


「そうなの?」


「うん。好きな子にだけ優しくしてるつもり」


そ、そうなんだ。


なんだか遠回しに好きって言われた気がしたけど、まさかそんなことはある訳ないもんね。


だって、あの奏くんだよ?


こんな平凡なわたしを好きになるわけないもん。


その後も色々と話しながら歩いていると、わたしの家の前に着いた。
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