ツンデレ魔王様と同居生活はじめます。




「……なるほど」



「おう」



「………」





なんか照れる!!





顔が赤くなっていたら恥ずかしいので



慌てて冷蔵庫からいちごミルクを取り出して顔を逸らした。





それをいつものように魔王に差し出す。





「はい、どーぞ。いつものです!」



「……さんきゅ」




と言いつつ、なぜか眉を寄せて不機嫌そうな魔王。




いちごミルク大好きなはずなのになぜ!?





「どーしました!?」



「…それだよ」



「それ?」



「敬語!やめろって言ったじゃん」





あ、そーいえば…





「…すみませ…じゃなかった、ごめん。

宝示さんを前にするとなんかスイッチ入っちゃうというか」




「なんのスイッチだよ。

あとソレもな」




「ソレ?」




「呼び方だよ!

…宝示さんとかヨソヨソしすぎだろ!!」





俺ら仮にも、つ、つ、付きあっ〇△※□%~となんかゴニョゴニョ言ってる魔王。





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