【完結】この愛だけは決して揺るがない〜永遠の愛誓います〜
わたしがそう言うと鈴音さんは「そっか。それなら良かった」と安心したような表情で言っていた。
「本当にいつも、凜人さんには助けてもらってばかりです……。本当に感謝しています」
気が付いたらわたしは、凜人さんのことを考えるとなぜだか微笑みが出てしまうようだ。
「……ねぇ、美乃梨さん?」
わたしを見て何かに気付いたのか、鈴音さんはわたしにこう問いかけてきた。
「美乃梨さんってもしかして……兄のこと好きだったりする?」
「ええっ……!?」
わ、わたし何も言ってないのに……!
「やっぱり。好きなんだ、兄のこと」
「……はい。好きになっていました。 気付いたら、凜人さんのことばかり考えてしまっています」
わたしは鈴音さんに自分の気持ちを正直に話した。
「そっか……。そんなに好きなんだね、兄のこと」
「はい」
だけどこの気持ちは、言える訳はないの。凜人さんを困らせたりしたくない……。
「兄には言ったの?好きだって」
「まさか!……言える訳、ないです」
「どうして?」
その問いかけに、わたしは「……困らせたくないんです」と答えた。