総長様の溺愛は、甘すぎます。
長谷部さんは、学園に行く途中、学園のことについて、色々と教えてくれた。

「この学園は、クラスが成績順に決まるんです。1番良いのは、Sクラスです。花衣様は
2-Sクラスです。編入テストが満点でしたので」

「え?満点?」

満点なんて知らなかった…

「はい、なんでも満点なんて、あのテスト、絶対と言っていいほど、取れませんけど…花衣様は天才ですね。」

「そんなことは………」

なんと言ったらいいか分からなくて、苦笑いでこたえる。

すると、家を出てから、30分程で、大きな学園に着いた。お城みたい……

こんな学園に私が足を踏み入れるなんて、失礼じゃないかな…

「行きましょうか。花衣様は職員室に行っていただきますが、」

「あ、あのっ、長谷部さんは同じクラスじゃないんですか…?」

「あぁ、僕はAクラスです。」

そ、そうなん、だ…ちょっと、心細いな…

静かに学園に足を踏み入れた私は、職員室の前まで長谷部さんに送ってもらうと、そこで長谷部さんとわかれた。
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