ワケあり女子高生、イケメン生徒会と同居します。

③庭園の美少年






♡恋々愛side♡

ーコンコンッ。

ん……。

軽快なノック音に、私はゆっくりと目を覚ました。

目を開けると大きな窓から陽の光が溢れていて。

朝、か……。

「桜川様、朝食の用意が出来ました。広間へお越しください」

「っ! ……は、はいっ!」

昨日のメイドさんらしき女性の声が聞こえてきて、私は飛び起きた。

そうだ、私、梅乃くんの家に泊まってたんだった!

飛び起きたと同時に視界に入ったドレッサーに映るのは、ボサボサ髪の私……。
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