瞳の奥
私は、荷物置いてるところからあるものを取り出し、ポケットに入れて蓮の元へ戻る。

蓮はニコニコしながらソファーに座って待っている。子犬みたいだな。

私は大きなため息をつく。
そして、蓮のして欲しいことをする。

「動くな、警察だ。五十嵐蓮、貴方を吉岡麗奈わいせつ容疑の現行犯で逮捕する。」

私は警察手帳を蓮に見せて、蓮の手に手錠をかける。

蓮は凄く嬉しそうにしてる。
ずっと気になっていた疑問を聞いてみる。

「なんで蓮は手錠プレイ好きなの?」

「麗奈に逮捕されたいから」

理由はバカなものだった。
仕事中の刑事としての蓮は便りになるのに、二人っきりになると仔犬化しておバカになっちゃう蓮。
そんな彼をずっと好きでいる私もバカだよね。
でもね、刑事として成長出来てるのは蓮のおかげなんだよ。だから、これからずっと側にいてね、蓮。

-END-
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