瞳の奥
「やはり、私の目に狂いはなかったようだ。貴女みたいな優しい人と、もっと早くに出会っていたのなら自分の人生も変わっていたのだろう。しかし、もう後戻りは出来ないのだ。計画は続けます。止めたければ真相に辿り着いてください。」

「どうして、私にそこまでさせるのですか?」

「貴方が、この狂った日本を正しく導いてくれると思っているからです。」

ボスは耳元で話す。
「(ボソッ)次のターゲットは政治家です。その真相にたどり着けたら、きっと見方が変わるのでは無いでしょうか?」

「えっ!?」

「さぁ、部下の物に家まで送らせますね。貴女と話せて良かった。」

私は、そのまま部下の人に連れられて、また目隠しされて家まで送って貰った。
私はお礼を言って、家に戻る。
時計を見たらもう4時前だった。朝まで少し寝よう。そのまま深い眠りに着いた。
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