図書室の彼の溺愛
それにしても、楓が強いのは元々分かってたことなんだけど、まさか、先輩にハラパン食らわせるとは

思わなかった……



~*~*

「………そんなにイヤだったのかな……」

朝、目が覚めたとき、目の前にふうの寝顔があって凄く驚いた

楓は強いと言っても、理由もなく、人を殴ったりしない


無意識に、────その傷跡にキスをした

顔を離すと、楓の目が眠そうに開いた

それが目の前の俺の顔を理解して、ぱちくりと瞬きした

「え!?は!?いやぁ!」

口をゆがませ、楓が悲鳴を上げた

これって………


「どうした!?楓!?」

やっぱり、燿さんが来るパターンだった

「楓が手、離してくれなかったんだよ!」

は?、という顔をしている燿さんではなく、楓に弁明する


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