図書室の彼の溺愛
「何で、あんなに素直について行くの?この間怖い思いしたでしょ?」
と、とがめられた

「だって、央太だもん…」

「たく、告白されたんだろ?」
図星で黙り込む

その柊の顔を見て、この間の朝を思い出してしまった

「~~~~」



~*~*
朝、すぐそばに懐かしい暖かさがあって、思わず頬を寄せる

あったかい……湧兄と一緒に寝た時を思い出す…

「寝ぼけてんの?楓」
聞き覚えのある声で目を開ける

「………柊!!??」
一瞬で目が覚めた

「おはよう」

「なんで、柊が私の隣に!?」

「だって、楓寝ちゃったから」
あくびを噛み潰して、全くとため息をつかれた
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