あの夏、わたしはキミに恋をした。
「え?水上くん???」
なんでここに水上くんが??
今まで廊下以外で会うことなんてなかった。
というかわざわざ教室まで入ってきてわたしに声をかけてくるのはなんの用事??
「急にごめんな。ちょっといい?」
「えっ、あ、うん」
全然意味がわからないまま席をたち、水上くんの後を追う。
お昼休みプラス雨のせいで教室には当たり前のように人がたくさんいて、視線が痛かった。
でもそんなことも気にならないくらい、わたしの心臓は大きく音を立てていた。