僕はいつかキミを思い出して泣いてしまう
いつの間にか障害物競走は終わっていて玉入れになっていた。

ほんとは僕も玉入れをしたかったのだけれどもやめた。

っと、そこで目に止まったのはキミだ。

もちろん、何が言いたいのかわからない。

だって今日こんなにもキミを目で追うことになるとも思ってもいなかったのだから…

僕が障害物走で最後、転びながらのゴールとなってしまったので(怪我はしてません。少しひねっただけです。)救護テントに向かった。

そこにはキミが帰ってきていて。

もう玉入れは終わったみたいだ。

でもなんかキミは疲れていて自分が手当されに来た感じになっている…

僕は湿布を探して足に貼り付けその場を去った…いや、去ろうとしたのだが…

ガタッ!大きな音を立ててキミが椅子から落ちた。

一応、言ってなかったかもしれないがこれでも保険委員会。

保健室に連れて行ってベッドに寝かせた。

< 16 / 26 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop