地味同盟~かぐや姫はイケメン達から逃れたい~
エピローグ
 ……フム。

 これは一体どうしたことだろう。


 金曜日、朝から早退してぶっ倒れたあたしは、後で奏に病院にも連れて行かれて月曜日には全快した。

 いじめの方ももう大丈夫だろうってことで、今日は朝食のときから奏としのぶと一緒にいる。


 そうしてしのぶと仲良く教室に入った時から何だか色々とおかしかった。

 いや、正確には第一学生寮で朝食を取っているときから周りの様子がいつもと違うような気はしてた。

 でも何かがあったわけじゃないから気にしない様にしていたんだけれど……。


 とりあえず、自分の席に行くと机の上には新品の教科書。

 金曜日に破かれていた古文と現代社会の教科書だ。


 チラリと、破いた本人であろう女子達を見る。

 視線が合うとビクッとされて逃げられた。


 うーん。
 まあ、怖がられるよね。

 効果ありってことだから良いと言えば良いんだけど……。


 まあ、この教科書は彼女達でしょ。

 自主的にやったか周囲に言われてやったかは分からないけれど。

 自分で買わずに済んだから良かったってことにしよう。



 とまあ、ここまではまだ普通だった。


 おかしかったのはこの後。

 何でか知らないけれど朝からひっきりなしに人が来る。

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