地味同盟~かぐや姫はイケメン達から逃れたい~
黙っていればもしかしたらバレないかもしれないし!
バレないことの方が少ないのは分かっていたけれど、今はそれから目を逸らした。
「だいたい反対される理由はきっと銀星さんのことだし、あまり会わないようにすれば――」
「あ? 俺がなんだって?」
奏への言い訳のようなことを直接口にしていたら、あたしが入って来た障子戸とは逆の位置にある襖がサッと開き銀星さんが現れた。
「へ?」
まさか言ったそばから遭遇するとは思わず、あたしは体も思考もフリーズしてしまう。
「来たな、美来」
あたしを見下ろしニヤリと笑った銀星さんは、フリーズしているあたしとの距離を詰めた。
その手が頬をかすめて耳の下の髪に入っていく。
ハッとしたときには、左側の頭を掴まれているような状態になっていた。
「二日間、この家に泊まるんだろ? だったら覚悟しとけ。お前を俺に惚れさせてみせるからな」
「は? なっ! 惚れません!」
近付いた綺麗な顔があまりにも俺様なことを言うから、あたしは停止していた思考を無理やり戻してハッキリ拒否する。
でも銀星さんにとってはあたしのお断りの言葉もただの戯言の様で……。
バレないことの方が少ないのは分かっていたけれど、今はそれから目を逸らした。
「だいたい反対される理由はきっと銀星さんのことだし、あまり会わないようにすれば――」
「あ? 俺がなんだって?」
奏への言い訳のようなことを直接口にしていたら、あたしが入って来た障子戸とは逆の位置にある襖がサッと開き銀星さんが現れた。
「へ?」
まさか言ったそばから遭遇するとは思わず、あたしは体も思考もフリーズしてしまう。
「来たな、美来」
あたしを見下ろしニヤリと笑った銀星さんは、フリーズしているあたしとの距離を詰めた。
その手が頬をかすめて耳の下の髪に入っていく。
ハッとしたときには、左側の頭を掴まれているような状態になっていた。
「二日間、この家に泊まるんだろ? だったら覚悟しとけ。お前を俺に惚れさせてみせるからな」
「は? なっ! 惚れません!」
近付いた綺麗な顔があまりにも俺様なことを言うから、あたしは停止していた思考を無理やり戻してハッキリ拒否する。
でも銀星さんにとってはあたしのお断りの言葉もただの戯言の様で……。