私の存在…
私の名前は川口 優笑
お母さんとお父さんが笑顔でずっと笑っていて欲しいと願い付けられた名前 


私は高校受験で無事に受かり高校1年生になった

〜入学式〜

優「教室入るの嫌だな、でも入らなくちゃ逆に目立っちゃう」
 
先「入学式始まるから移動するぞ、名前順で並べ」

皆「はーい」
うわっ、よりにもよって前後男子だ(泣)
 
優(名前は確か、角田 涼介(カクタ リョウスケ)くんだったかな?まぁ話すことはないだろうし関係ないけど)

涼「入学式だっる、そー思わない川口さんも」

優(え?私?私に話しかけてるの?)
 「う、うん」

涼「川口さんってどこ中出身?」

優「え、〇〇中です。」

涼「てか、敬語?笑 タメ語でいいよ!
  とりあえずよろしく」

優「じ、じゃあよろしく?」

涼「うん!」
そうこうしているうちに体育館に着いたみたい

先「早く名前順に並べ」

涼「へいへい」

そして無事に入学式が終わった

そして明日からは普通に授業が始まる

優(初めの授業って確か自己紹介とかあるんだよなぁ〜、嫌だなぁ〜)

なんて思いながら帰った 

優「ただいま〜」

親「おかえりー」


母「学校どうだった?」

優「まぁまぁかな」

親「誰かと話したの?」

優「名前順前の角田くんと話したよ」

親「それはよかったわね!疲れたでしょ、早く寝なさい」

優「はーい」

それから私はお風呂にさっさとはいり眠りについた
〜次の日〜

キーンコーンカーンコーン
先「じゃあ授業始めるぞ」

先「みんなまだ名前とか知らないだろうからとりあえず自己紹介しようかー」

名前順で次々と進んでいき次はついに私の前の角谷くん

涼「角田 涼介です!野球部です!ピッチャーしてます!趣味は、動物と触れ合うこと 特技は、早く寝ることです!1年間お願いします!」

皆が拍手しついに私の番が来てしまった泣

優「か、川口 優笑です。まだ部活には入ってません。動物が好きです。お願いします。」

(あぁ〜またはっきり言うことができなかった、こんな自分が嫌になる)
そしてみんなの自己紹介が終わり

キーンコーカーンコーン

先「じゃあ今日はこれで終わるぞ」

〜帰り道〜

優(やっぱり人前や男の子と話すの慣れないな、でも涼介くんはなんか大丈夫なんだよなぁ~)

優「ただいまー」

母「おかえりなさい
  学校どーだった?前言ってた男の子わ?」

優「自己紹介したよぉ〜いつも通り緊張してダメだったけど、涼介くん野球部らしい」

母「そーだったのね、優笑がやっと男の子と少しずつ話せるようになってきてお母さん安心してるの」

優「やっぱり怖いよ、でも涼介くんはなんていうか大丈夫なんだよね、なんでかわからないけど」

母「ふふっ!よかったわ!話せる男の子が1人でもいると安心だものね!」


ー3年前ー
優「やめてください」

?「いいじゃねぇか、ちょっとぐらい、お姉ちゃん可愛いな、」

3年前の中学1年生の時塾からの帰り道私は車が私の歩くスピードと同じで走っていることに気づき走って逃げた、しかし逃げても夜遅いこともあり歩いてる人も車も通ってなくて車の中からチャラい20代前半くらいの男のひとが2人私の前に降りてきた
そして私は口を抑えられ車に乗せられそうになった
優「やめてください」と言った途端何かが起きてそこからの記憶はなかった


〜その日の夜〜

優(んーんー)

母「優笑?優笑?大丈夫?大丈夫?」

優「お、か、あ、さ、ん?どーしたの?」

母「なんか苦しそうだったわよ、」

優「昔のことが思い出せそうだったの」

母は言葉を詰まらせた、あの日のことは思い出していいものなのかどうかわからなくなり何も言うことが出来なかった

〜次の日〜

優「お母さん?お母さん?聞いてる?」

母「あ、聞いてるわよぉ〜なんだったかしら?」

優「もぉ〜今日は友達と学食行くから弁当いらないよ」

母「あ、そーなのねぇー」

優「もぉ〜しっかりしてよね!行ってきます!」

母「いってらっしゃい」

母(昨日の夜は寝ぼけてたみたいで覚えてないのね、よかったわ、でもいつまた同じことが起こるか、)

〜学校〜
涼「おはよぉ〜」

優「おはよ!」










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