傷だらけのLove Story-vol・1
6・友よ…、いつまでも…
あの日から、愛とさとみは昔の様に笑っていた。
「愛っ!おっはよっ!」
と朝からテンションが高いのは、分かると思いますがさとみです。
『さとみ、おはよう
朝から元気だよね』
愛のテンションは、言うまでもなく低い…
「愛は相変わらずだね…
朝は最悪に怖いんだよね
一日は朝からだよ」
と言われても、愛は朝に弱い…
『しゃーないじゃん
あたしは朝が苦手なの、さとみと違って』
「おぉ~い!
さとみぃ~!愛っ~!」
朝からテンション高いのがもう一人、居たことを忘れていた…