傷だらけのLove Story-vol・1

誠も愛の顔を撫でた。


「まだ、壊す訳には行かないな…
俺は愛との未来を信じてるから」


二人は抱き合った…。


誠は思い出した


「愛、話あるって言ってたよな」


愛はすっかり忘れていた


『そうそう…
礼子さんの事、どうなってるのかなって』


「あぁー、その事か
まだハッキリしてねーんだ…
もう少し時間をくれないか」


誠はてこずっているみたいだ…


『そっか…、分かった…
なるべく早くして
ダチが退院するまでにケリつけたいんだ』


「分かった」


こうして、誠は龍星連合、二代目総長を無事に引退し、今日から生まれ変わるのだが…


嫌な予感が愛を襲っていた…

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