【好き】を言いたい2
「おぉー。瀧尾くん、凄いねぇ。」
「でも、
私もちゃんと和志に好きって言いたいんだ‥!」
今度こそ絶対に言うんだから!!
拳を握って、意気込む私。
「頑張れ頑張れ!!」
柔らかく笑いながら応援してくれる結由。
「確かに、私も【好き】っていうの、
初めは恥ずかしかったなぁ〜!」
ほんのり赤く頬を染めつつも、
凄く幸せそうな顔をする。
「でも、徹に言われたら嬉しいから。
だから、私も言おうって、頑張れたの。」
___照れながらもそう言う結由の話を聞いて、
やっぱり、頑張って言おう!!
そう決めた‥
____________矢先のことだった。