義兄弟なんてみとめない!
6章

告白

入院期間があっという間に過ぎて

今日が退院日。

お迎えは志優にぃが来てくれることに

今日…想いを伝えるんだ。

茜「志優にぃ!」

志優「おかえり。茜」

茜「ただいまー!」

志優「帰り寄りたいところあるんだけどいいかな?」

茜「いいよー!」

どこだろ…楽しみ!

茜「ねぇ、志優にぃ」

志優「ん?」

茜「私ね…志優にぃのことが好きだよ…」

志優「俺も好きだよ。」

違う…そうじゃない…

茜「…うん!」

伝わるわけなんてないんだ…

期待した私がバカみたい…

志優「茜、なんか勘違いしてないか?」

茜「え?」

志優「俺は、兄妹の好きじゃなくて
異性として茜のことが好きなんだよ。」

ほんと…?

志優にぃも私のこと…

茜「志優にぃ…ほんと?」

志優「ここで嘘なんてつかないよ。」

茜「志優にぃ!大好き!」

志優「俺も茜のこと大好き。
珠羅ちゃんと羽久くんに茜は鈍感だから頑張れって応援されたんだ。」

え…いつのまに…

志優「茜。ずっと俺の隣にいてくれる?」

茜「当たり前だよ!」

志優「可愛いなぁ。」

そんなこと言われると…

顔が暑くなるよ…笑

でも、想いが伝わってよかった

志優「今日からよろしくね彼女さん。」

茜「今日からよろしくね彼氏さん。」
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