君の笑顔が見たくて〜僕たちの夏の恋物語〜
私は、彼をチラチラ見ながら…。

彼は、私をじっと見つめてくれているのがわかった。

私は、カウンセリングの人であろう先生に

…田中先生から頼まれました。

と、ケーキを手渡した。

「??そうなの?ありがとう〜」

先生は少し首をかしげながら、受け取ってくれた。
私は、頭を下げてからゆうきくんの方を見みると


…あっ…。


彼としっかり目と目があって、
胸がギュッと痛くなった。

彼は察知してくれて、
二人とも何も言わず、目と目で確かめ合うように見つめあった。

まるで時間が止まったみたいに。


……よかった。元気そう。

私は、笑顔が止まらなかった。

彼もニコッと笑うと

私は涙が溢れてきそうになり

慌てて下を向いて部屋を出た。


扉を閉め。

声を殺しながら。

涙が止めどなく溢れてくる涙が止まらない。


…よかった。ゆうきくん。よかった。

私は、そのまま
第2指導室に戻った。

すると、慌てて先生が駆け寄ってきて

「雫久ちゃんっ…大丈夫?!
まだ、会わない方が良かったかな?…
………」

私の身体を優しく包み込みながら
先生は、顔を覗きこんだ。

「違うの…先生…あっ…ありがとう!
嬉しいの…。先生、…ありがとう」


泣きながら、声にもならない声を絞り出し
先生に伝えた。

先生は、
私の背中を優しくさすりながら、
椅子に誘導してくれた。


私は
ストンと力が抜けたかのように椅子に座った。
< 53 / 53 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

  • 処理中にエラーが発生したためひとこと感想を投票できません。
  • 投票する

この作家の他の作品

君にずっと恋してる〜叶わない恋だとしても〜
はるる/著

総文字数/35,863

恋愛(その他)50ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
鈴木リン ✖️ 今井尋斗 〜〜〜〜〜〜。。。。〜〜〜〜〜〜 運命の人。一目惚れ。夢見ているものの 私には無縁だって思ってた。 貴方の眼、声全てが大好きで 貴方の優しさに触れたい。 一緒にただいるだけでいい。 貴方の事が‥大好きです。 私は、貴方に恋をして、優しさと強さを 知りました。 貴方とは、 もう触れ合う事はできないけれど、 私は、ずっと、貴方に恋いしてる。
虹色の恋~私の心の扉を開いたのは君でした。~
はるる/著

総文字数/19,752

恋愛(純愛)22ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
高木結菜は、 幼い時心に傷をおっていて、 心を開ける事ができず 恋に臆病である。 誰も気づく事はない結菜の心にきがつく。 「俺の前では、すっぴんでいろよ。俺は お前を見てないと思ってんの?」 安井智也は結菜に不器用ではあるが 近づいていく。 そんな智也の事が苦手だった結菜も 智也の事が気になっていく。。 戸惑いを感じながらも、惹かれる何かを感じていく。。。が、 同じクラスの田中歩の優しさに 結菜の心は!??

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop