プレイボーイの 独占欲
玲「心配した。電話でないから」
華ちゃんの頭を撫でながら言う玲央先輩

華「ごめんね?気付かなかったの」
慌てて謝る華ちゃん

「すんません。今日は俺が連れ出したんです」
玲「うん、結奈から話は聞いたよ。溺れかけってことも」

ククッと笑う玲央先輩

なにその余裕...ムカつく

華「溺れかけ?」
地声で話すのは玲央先輩の前でも同じらしい

嫉妬心が渦巻くのが分かる
溺れかけってか、ホントはもう溺れてる

玲「華は気にしないで良いから。帰ろっか?」
玲央先輩が手を差し出すと袖口をつまむ

手を繋がないのはホントらしいな

「また借りるんで」
玲「了解、可愛がってね」

嫌みで言ったはずが余裕そうに返される
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