御曹司がくれた甘い魔法

「バーベキュー始めるよ!優斗も芽衣さんも、こっち来てよ!」


真紀と友里が手を左右に大きく振りながら、私達を呼んでいる。


「芽衣、さっきの話は後でゆっくり全部話すよ。不安にさせてゴメンね。でも俺を信じて欲しい。」

優斗さんの学生時代の友人が、知らないうちに増えている。
気のせいかも知れないが、優斗さんの友人は美男美女揃いだ。
私はすごく浮いている気がする…


「芽衣ちゃん、元気~」


振り返ると、藤堂さんが連れて行ってくれたお店の圭太さんだ。
今日の圭太さんは男性の服装をしている。
男性の服装の圭太さんは、驚くほどイケメンだ。


「圭太さん、みなさん素敵な方ばかりで…私は浮いてますよね…」


圭太さんは、クスッと笑いながら私の顔を両手で挟んだ。


「コラッ!芽衣ちゃんの悪い癖だよ。芽衣ちゃんはこんなに可愛いのに、自信を持ちなさい。藤堂が選んだのは貴女なのよ。」


圭太さんの言葉に、何故か涙が出てしまった。


「やあね、私が芽衣ちゃんを泣かせたみたいじゃない。藤堂に怒られるわ!」


『それではみなさん!バーベキューを楽しみましょう!カンパーイ!!』


真紀と友里が明るい声でバーベキューの始まりを伝えた。




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