幼馴染みに彼女が出来ました!



「学校はどう?」

「楽しくやってますよ」


うちの食卓にイブがいるなんて、本当に久し振りだな。



「芽生とは会わないの?」

「はい、全然。学科が違うので」


イブの母親が入院している頃は、家族皆で泣いてるイブをなだめたっけ。懐かしいな。

もう、そんな必要はないんだろうけど。



「お父さんの仕事はまだ忙しいの?」

「あはは、結構出張は多いですかね」

「あらあら、いつでもいいのよ。夕飯食べにきて。うち男の子いないからつまんなくて」


ふん。悪かったね、女の子で。



「えー、本当ですか?もうすぐテストなんで大変なんで助かります」


イブは変わったな。昔はグイグイこられるとおどおどしてたのに。

外面がいいというか。おばさん(うちのお母さん)対応も上手になっちゃって、まるで仮面を被ってるみたい。

て、えーー?




「テスト?」

「ん?家政科は違うんだっけ?テスト週間」


スプーンをくわえたイブがこっちに顔を向けて傾げた。


< 35 / 225 >

この作品をシェア

pagetop