摩訶不思議

パンの焦げた匂いがしてトースターを覗くと少し焦げたトーストが2枚……

あれ? 聖一さん?
聖一さんは、大ちゃんを起しに行っていた。
ダッシュで戻って来た聖一さん、
「トースターのパンは?」

「ふふふ。焦げトーストになってた〜ハハハ」

「ゴメン。大地を起しに行ってて…」

「大丈夫! 大ちゃんは起きた?」

「うん。何とかね!」

「あと、スープはインスタントにするね」

「うん。ありがとう。大地〜ご飯食べるよ〜」

「待って〜 今 行く〜」

友子と聖一はニコニコしてダイニングテーブルで大地を待つ。

本当に幸せ家族だ。
< 39 / 40 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop