ときめきの香りは貴方ですか?
それよりも、恐るべし制作部。
もう、会社の諸事情、耳に入ってくるんだ。
「ねぇ、愛里ちゃんは、今日どうだった?」
「うん、久木さんがね、数年後退職になるから、まず久木さんの仕事引き継ぐことになった。慣れてきたら、永富さんの採用関係とかも携わっていくって」
「永富さんと城崎さんって、違うタイプだけど、2人ともかっこいいし、仕事も出来るし、揃うと向かうところ敵なしって感じする。2人とも彼女いるのかなぁ」
なっちゃんは遠くを見る目でにやけていた。
「なっちゃんや愛里ちゃんは好きな人いる?」
「人に聞く前に龍太から答えなさいよ」
「う~ん、俺って好きな女の子と仲良くなっても、何故か他の男のこと相談されたり、付き合っても、龍太といると楽しいけど、なんか違うって言われるんだよな」
「うん、それは分かる気がする」
「ひどいなぁなっちゃん、そういうなっちゃんはどうなんだよ」
「まぁ、そういいながら、私も龍太と変わんないけどね。大学の時、2年間付き合ってた彼氏が、私とは正反対な可愛い女の子連れて歩いてたわよ」
「で、それ見てどうしたの?まさかとは思うけど・・・」
龍太は何かを悟ったか、恐る恐る聞いていた。
「2人の前に走っていって、彼氏の頬、思いっきりひっぱ叩いてやったわよ!」
そう言って、手元に残っていたビールをぐいっと飲み干して私に声をかけた。
「ねぇ、愛里ちゃんは?」
もう、会社の諸事情、耳に入ってくるんだ。
「ねぇ、愛里ちゃんは、今日どうだった?」
「うん、久木さんがね、数年後退職になるから、まず久木さんの仕事引き継ぐことになった。慣れてきたら、永富さんの採用関係とかも携わっていくって」
「永富さんと城崎さんって、違うタイプだけど、2人ともかっこいいし、仕事も出来るし、揃うと向かうところ敵なしって感じする。2人とも彼女いるのかなぁ」
なっちゃんは遠くを見る目でにやけていた。
「なっちゃんや愛里ちゃんは好きな人いる?」
「人に聞く前に龍太から答えなさいよ」
「う~ん、俺って好きな女の子と仲良くなっても、何故か他の男のこと相談されたり、付き合っても、龍太といると楽しいけど、なんか違うって言われるんだよな」
「うん、それは分かる気がする」
「ひどいなぁなっちゃん、そういうなっちゃんはどうなんだよ」
「まぁ、そういいながら、私も龍太と変わんないけどね。大学の時、2年間付き合ってた彼氏が、私とは正反対な可愛い女の子連れて歩いてたわよ」
「で、それ見てどうしたの?まさかとは思うけど・・・」
龍太は何かを悟ったか、恐る恐る聞いていた。
「2人の前に走っていって、彼氏の頬、思いっきりひっぱ叩いてやったわよ!」
そう言って、手元に残っていたビールをぐいっと飲み干して私に声をかけた。
「ねぇ、愛里ちゃんは?」