転生令嬢~彼が殺しにやって来る~
秘めた関係
「エマ、君の力が必要だ。 何とか、あの女を排除してくれ」

「わかっていますわ、ネヴィル様」

「君でなければ駄目なのだ」

「まぁ、嬉しい言葉だわ」

「茶化すな、俺は本気だ」

「邪魔する者は誰であろうと決して容赦致しません。 私の未来が掛かっているのですから」

「頼むぞ」

「ところで、ネヴィル様。 覚えていらっしゃいます? 私と二人きりで湯浴みした事。 貴方は優しく私を抱き締めて下さったわ」

「そ、そんな事を覚えていたら可笑しいだろ!」

「あら まぁ? そういえば、そうでしたわね」

「全く……。 誰が聞いているかわからないのだぞ」

「大丈夫ですわ。 同部屋の方が扉の向こうで監視して下さっているのでしょう?」

「あぁ。 とにかく、エマだけが頼りなのだからな」

「お任せ下さい」

「愛しているぞ、エマ」

「私もです、愛しています」
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