俺の妻は腐女子ですがなんら問題ありません。〜交際0日婚で腐女子の私は甘々に溺愛されてます〜
 朝ご飯兼昼ご飯を食べ終え、出かける支度をし、マンションを出た。
 助手席に美桜を乗せまずは指輪を買うためにジュエリーショップへ向かう。ある程度ネットで見て美桜が良いなと思うものをピックアップしてあるのであとは店で本物を見て決めるだけだ。

「……凄い綺麗だね」

「だな、どれもシンプルだけど華やかで美桜に似合いそう」

 控えめの声で話す。訪れたジュエリーショップは全体がベージュの壁と床で統一されている店内。品のある店内の雰囲気、その雰囲気がスタッフからも訪れているお客からもさえも溢れており自然と小声になってしまう。 LEDの明るい照明の光に当てられたショーケース内の結婚指輪達が各々と光輝いていて、より店内を明るく輝かせているように見せてくれる。シンプルなデザインの物から、少し変わったデザインの物まで幅広くあり、選ぶのに悩んでしまうほどだ。事前にネットで見てきたものをスタッフの方に見せて本物を出してもらうと、目を輝かせて真剣に魅入る美桜。そんな美桜を見るのがどんな綺麗な指輪を見るよりも俺は魅入ってしまう。(指輪に失礼か)

「写真で見た時も凄い綺麗だったけど、実物はそれ以上に輝いて見えるよね」

「だな、美桜が常につけていたいって思えるようなデザインのものにしよう」
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