俺の妻は腐女子ですがなんら問題ありません。〜交際0日婚で腐女子の私は甘々に溺愛されてます〜

突然の当て馬のお陰で猛獣な彼も最高ですっ

 先週の寝つきも悪く、目覚めも悪い連続の日々とは大違いの、心も身体もスッキリとした目覚めのいい月曜の朝。
 私の隣でまだぐっすりと寝ている隆ちゃんを起こさないように静かにベットから降りて寝室を出る。一緒に住み始めて二週間が経ち大分朝ご飯の準備には慣れてきた。今日はワカメと豆腐の味噌汁とご飯、目玉焼きとウインナーを焼いた。最初の頃は煮物とか副菜たくさん出さないと! って意気込んでいたけど「朝からそんなに気負わなくていいよ」と隆ちゃんが言ってくれたお陰で手軽に食べてる簡単な物しか作らなくなった。本当にありがたいお言葉のお陰で目玉焼き、卵焼き、オムレツのローテーションで朝ご飯は回っている。

「隆ちゃん、朝ご飯の準備出来たよ」

 隆ちゃんにはギリギリまで寝てもらい、朝ご飯の準備が出来てから私が彼を起こしに行く。このやり取りが新婚さんみたいで顔がニヤけそうになるのを止め……られない。つい顔が綻び口角が上がる。

「……なーにニヤけてんの?」

 隆ちゃんの手が布団の中からスッと伸びてきて私の頭を優しい手つきで撫でる。

(はぁ、好き)

 朝から好きだと再確認させられる。(いや確認するほどでも無く物凄く好きなんだけどね)
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