【コミカライズ】若き社長は婚約者の姉を溺愛する《宮ノ入シリーズ①》【番外編更新】
真嶋さんはすばやくエプロンのポケットから、持ち歩いているメモ帳とペンを取り出した。
「これに住所か地図を書いてください。社長に渡してきます」
「もし、私に協力したとわかったら、ひどい目に遭います。今までずっとそうだったんです」
私が断ると、背中をバンッと叩かれた。
「若い時は、私も随分とヤンチャをしたものさ。紙切れ一枚くらい忍ばせるくらいなんてことないね!」
全員の拍手が巻き起こる。
気分は女スパイなどと言って、ポーズまでとる始末。
「あんた、もっと図々しくなりな! 迷惑になるかもなんて言ってたら、いつまで経っても前に進まないよ! ほら、書きな!」
「は、はい」
住所を書くと、それを奪い取り、清掃スタッフたちはうなずき合う。
「そうそう。それでいいよ。渡しておけば、相手は社長。向こうがうまくやってくれるはずさ!」
「私たちのチームワークをなめるんじゃないよ!」
「ありがとうございます。よろしくお願いします」
最強の味方ができたような気がした。
住所を書いたメモを社長室フロアの担当スタッフへ渡す。
――どうか無事に、瑞生さんの元へ届きますように!
そう祈らずにはいられなかった。
「これに住所か地図を書いてください。社長に渡してきます」
「もし、私に協力したとわかったら、ひどい目に遭います。今までずっとそうだったんです」
私が断ると、背中をバンッと叩かれた。
「若い時は、私も随分とヤンチャをしたものさ。紙切れ一枚くらい忍ばせるくらいなんてことないね!」
全員の拍手が巻き起こる。
気分は女スパイなどと言って、ポーズまでとる始末。
「あんた、もっと図々しくなりな! 迷惑になるかもなんて言ってたら、いつまで経っても前に進まないよ! ほら、書きな!」
「は、はい」
住所を書くと、それを奪い取り、清掃スタッフたちはうなずき合う。
「そうそう。それでいいよ。渡しておけば、相手は社長。向こうがうまくやってくれるはずさ!」
「私たちのチームワークをなめるんじゃないよ!」
「ありがとうございます。よろしくお願いします」
最強の味方ができたような気がした。
住所を書いたメモを社長室フロアの担当スタッフへ渡す。
――どうか無事に、瑞生さんの元へ届きますように!
そう祈らずにはいられなかった。