【コミカライズ】若き社長は婚約者の姉を溺愛する《宮ノ入シリーズ①》【番外編更新】
「昨日、遅刻したでしょう? 今日は絶対に駄目ですよ」
「わかってる」
ダイニングのテーブルに座った瑞生さんは、肩を落とし、ため息をついた。
――社長じゃなかったらよかったなんて、思っていたらどうしよう。
今まで一人でも平気だったのに、一緒にいたい気持ちになるのは同じ。
私だって、瑞生さんがそばにいてくれたら、安心できる。
でも――
「瑞生さんは宮ノ入になくてはならない存在ですから。社員として、そう思います」
沖重本社を見た後だからわかる。
安心して働けるというのは、特別なことなんだと。
「……わかった。仕事に行く」
「朝食を食べましょうか。私、少しの時間でも瑞生さんといられるのは、嬉しいとおもっていますから」
「寂しいけど嬉しい?」
「瑞生さんと同じ気持ちです」
私と瑞生さんは微笑み、出来上がった朝食を口にする。
味噌汁も塩鮭も、炊きたての白いご飯にとてもよく合った。
「うまい」
「届けていただいた食材で、朝から豪華な食事になりました」
私の腕だけではなく、食材の力でもある。
鮭もいい塩加減で、脂がのっている。
身がふっくらしているのは、分厚いからだろうか。
「わかってる」
ダイニングのテーブルに座った瑞生さんは、肩を落とし、ため息をついた。
――社長じゃなかったらよかったなんて、思っていたらどうしよう。
今まで一人でも平気だったのに、一緒にいたい気持ちになるのは同じ。
私だって、瑞生さんがそばにいてくれたら、安心できる。
でも――
「瑞生さんは宮ノ入になくてはならない存在ですから。社員として、そう思います」
沖重本社を見た後だからわかる。
安心して働けるというのは、特別なことなんだと。
「……わかった。仕事に行く」
「朝食を食べましょうか。私、少しの時間でも瑞生さんといられるのは、嬉しいとおもっていますから」
「寂しいけど嬉しい?」
「瑞生さんと同じ気持ちです」
私と瑞生さんは微笑み、出来上がった朝食を口にする。
味噌汁も塩鮭も、炊きたての白いご飯にとてもよく合った。
「うまい」
「届けていただいた食材で、朝から豪華な食事になりました」
私の腕だけではなく、食材の力でもある。
鮭もいい塩加減で、脂がのっている。
身がふっくらしているのは、分厚いからだろうか。