8月25日(後編)
緊張のあまり噛んでしまう。
それに多分うまく笑えていないだろう。
それでも日向くんは笑って話しかけてきてくれた。
「見ない間に成長したじゃん!可愛くなったよ、紗良」
と頭を撫でられる。
わたしの中の日向くんはお兄ちゃん的存在だった。
小さい頃から実の妹のように可愛がり遊んでくれていたことを思い出す。
そんな日向くんはすっかり大人の雰囲気に。
だけど、やっぱり朝陽と似てる。
もう少ししたら朝陽も日向くんみたいな大人になるんだろうな〜…
なんて思った。
「あの、朝陽は…?」
「朝陽なら部屋にこもってるよ。俺の顔見るなり出てこないから困ったもんだよな」
「そう、なんだ…」
それに多分うまく笑えていないだろう。
それでも日向くんは笑って話しかけてきてくれた。
「見ない間に成長したじゃん!可愛くなったよ、紗良」
と頭を撫でられる。
わたしの中の日向くんはお兄ちゃん的存在だった。
小さい頃から実の妹のように可愛がり遊んでくれていたことを思い出す。
そんな日向くんはすっかり大人の雰囲気に。
だけど、やっぱり朝陽と似てる。
もう少ししたら朝陽も日向くんみたいな大人になるんだろうな〜…
なんて思った。
「あの、朝陽は…?」
「朝陽なら部屋にこもってるよ。俺の顔見るなり出てこないから困ったもんだよな」
「そう、なんだ…」