さよならは僕のため

永遠の別れ(瑞凪ver.)

夜凪が亡くなった。

どんなに彼の名前を呼んでも叫んでも

彼が目を覚ますことはなかった

私に光が無くなった気がした。

夜凪のお母さんから手紙を貰った


瑞凪へ

この手紙を読んでいるということは

僕はもうそこにはいないんだね。

ごめんなさい。

君を幸せにすることが出来なくて

僕は君と出会って変わったことが沢山あります

人を好きになったことも君が初めて

誰かと付き合ったことも君が初めて

だから僕は君に恋をした時に

この恋に名前をつけたんだ

瑞凪が僕の最初で最後の恋人

瑞凪、君は僕が憎いかな?

きっと君のことだ

手紙を読みながら泣いているんでしょ?

泣かないで瑞凪

僕はずっとそばにいるよ

だから、辛いこと悲しいことがあったら

空に向かって話しかけてよ

僕が話を聞くからさ

瑞凪、君に出会えてほんとに良かった

ありがとう

愛してる

瑞凪、幸せになってください

黒瀬 夜凪より


夜凪…貴方はずるいよ

どうして私が泣いてるのを知ってるの…

私は貴方がいないとダメなのに…

夜凪、私の事ずっと見守っていてね

貴方の分まで幸せになるからね

夜凪、愛してる

これからもこの先もずっと…
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