さよならは僕のため

瑞凪ver.

私はあの日、夜凪に恋をした。

ずっとずっと好きでやっと伝えた想いは

彼にはあまり届かなかった

どうしても私は彼の隣にいたくて

無理を言った

神様、どうか彼の病気を治してください

私の病気を治したように…

夜凪は日に日に光を失っているように見えた。

私はどうしたらいいのかな…

私、彼女なのに夜凪の病気を知らない

どんな病気なのかどこが悪いかなんて

ひとつも知らない…

私は信用されてないの…?

ねぇ、夜凪。

私は貴方がどこか遠くへと行きそうで怖いよ…

夜凪は私を置いていかないよね…?
< 8 / 13 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop