あの日、雪が降っていてよかった。【完】
『………人数多いと、あいつも気ぃ遣うでしょ。』

『………わかった。唯ちゃんのこと、ちゃんと支えてあげてね、』


神室は、まかせた、と言わんばかりに

僕の肩を叩いて

そっと背中に手を添えた。


『…………また、落ち着いたら連絡する。』


香月とすれ違いになってしまわないように

僕は早足で病院へ向かった。


-雪村side end-
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