恋する乙女の下着事情

廊下の決闘

<廊下の決闘・その1>

「何やってるんだ!!」
大声とともに、隣室の会議室から
出てきたのは、支社長だった。

「支社長!!こわいっ!
襲われる!!助けて!」
高屋敷が支社長の背に隠れた。

「なんなんだ!これは!」
支社長はリノアを見た。

「君、酒飲んでるな?そんな恰好で・・とにかく帰りなさい!!」

支社長がリノアに近づこうとした
瞬間、

ガッ・・
リノアの拳が支社長のあごにいきなり入り、
支社長は床に倒れこんだ。

「邪魔しないでください・・」
リノアは仁王立ちになり、
腰に手をあてて、床に座り込んだ
支社長を見下ろした。
鍛えられた美脚があらわになった。

高屋敷がすかさず叫ぶ!
「支社長っ!襲われちゃう、
彼女、
あたしの精子が欲しいって!!」

さすがに驚いたようで、
支社長はリノアと高屋敷を交互に見た。
「・・なんだ?・・それは!?」

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