星のような君の隣にいたい。〜番外編〜
「奏葵ちゃんいい?

これからは知らないおじさんに

ついて行っちゃダメだからね?」

「わかった!

お兄ちゃんは?」

「お兄ちゃんにもだよ。

ねぇ、ママは優しい?」

「うんっ!とっても優しいんだよ!

保育園がねお休みの日は

ママとパパとお出かけしたり、

パパがお仕事だと

ママとお菓子作ったりするんだ。」

「そっか·····良かったね!」

「お兄ちゃんのお名前は?」

「·····ママには内緒だよ?」

「奏葵ー!」

「ママだ!」

「奏葵ちゃん、さようなら。」

「お兄ちゃん、ありがとう。

ばいばーい!」
< 323 / 326 >

この作品をシェア

pagetop