りんじん彼ジョ。~隣のお姉さんに襲われました~大人女子×専門学生




「おやすみなさい」


静かにドアを閉めて、彼女の部屋の鍵をポストに入れた。

すぐに隣の自分の部屋へ足を踏み入れる。そして大きな息を吐きながら、靴も脱がずにその場にしゃがみ込んだ。



「あーりえねぇ……」


あんな酔っ払って、彼氏でも無い男を簡単に家に上げる女。しかも浮気してるんだか、人に紹介出来ない様な彼氏がいる奴なんて、絶対にあり得ないであって欲しかった。



「……面倒くせー」


なんて、頭を抱えながら再び大きな溜め息が吐き出される。


きっと、多分、彼女の事を好きになりかけているのかもしれない。


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